和服の手入れ

現代の日本では、男性が和服を着る機会が減り、和服に興味がある人であっても、着物に触れる機会もなく、どのようなきっかけで知識を増やしていけばよいのか困る事が多いでしょう。このままだと、民族衣装である着物を着られる男性が居なくなってしまいます。折角続いた伝統が、そのような事になっては、勿体ないです。和装に興味がある人は季節のイベントなどに合わせて機会を作って、和服を着るようにしたり、呉服屋等で着付け教室の情報を得ると良いでしょう。

男性用の和服を扱っている呉服屋であれば、男性用の着物の着付けに関する情報も持っていますので、それらの場所で買い物をしながら知識を学んでいくと良いでしょう。男性だって着物を着るのですから、和服の手入れを知っておく事は大切です。快適に和服を楽しめるように、和服の手入れについて説明をしていきます。まず、お手入れをする前に、和服を着用する際には、汚さないように注意をする事が必要です。

着用前にも、汗を流しておくなど体を綺麗にしてから着用するようにしましょう。手などに汚れがついていたり、着用する時に足元に食べ物や飲み物があると着物を汚してしまうので、着る前には周りの環境にも注意が必要です。では、和服の手入れについて説明していきます。まず、和服を脱いだら、軽くホコリなどを落としてから、衣紋かけにかけて、一日陰干しをします。本来は和装用の衣紋かけが好ましいですが、そのようなものがない場合は、洋服用のハンガーでも問題はありませんが、和服の形が崩れるので、針金ハンガーにかけるのはやめましょう。

その際に帯や小物もホコリを落としたら和服と一緒に陰干しをします。衣紋かけに和服をかけたら、汚れやしみがないかチェックします。シミが出来ている場合は、早いうちの方が汚れが落としやすく、広がりも防げるのでなるべく早く専門業者に依頼して対処して貰うと良いでしょう。陰干しの目的は、汗を飛ばす事と、しわを伸ばす事です。一日置いて、湿度が抜けたら丁寧に畳んでおきましょう。普段の手入れ以外にも年に回程度定期的に虫干しをする必要があります。虫干し7月から8月下旬、10月から11月下旬、1月から2月下旬にかけて、2日以上晴れた日の後に行います。着物をたとう紙から取り出して、一枚一枚衣紋かけにかけて直射日光が当たらない風通しの良い所に半日干します。そうする事で、湿気を飛ばして着物が長持ちするようにします。カビや汚れのチェックなどもその際にすると良いでしょう。