和服の保管方法

日本の和装文化は女性ばかりのものではないので、男性だって着物を着る機会があり、成人式などが主な機会になりますが、もっと頻繁に冠婚葬祭以外でも普段のおしゃれとして用いてみると、いつもと違う装いに周りのイメージを変えることにも役立ちます。大人の男性として認められたいときになども着物の着用は適しています。しかしながら普段から着慣れていないと着崩れを起こしやすいですから、自分で着崩れを直す知識だけは身につけ着用を行うことが必須です。

だらしない格好で街中を歩くことになっては、悪い印象しか持ってもらえず折角の着物が台無しになるので気を付けましょう。さらに着物を着こなすことを覚えるだけではなく、なるべく長く着物を保たせるためには手入れの方法や保管方法も覚える必要があります。とくに和服の保管方法は一般的な洋服などと同じような収納で済ませては、傷みが進みやすく直ぐにダメになってしまいますから、特徴をよく知り適切に収納を行うことで、和服を大切に着ることや和装文化をより深く理解出来ます。高価な着物などが汚れた場合には、自宅で洗わずに専門のクリーニング店で汚れを落としたほうが、生地を傷めなくて済みます。

安価で家庭での洗濯が可能であっても洗い方に注意は必要です。男性が和服で出掛ける場所は、タバコやお酒などニオイがつきやすい環境に着て出かけることも多いですし、汗や加齢臭なども染み付いてしまう可能性がありますから、和服の保管方法として一番大切なことは、汚れたまましまわないことです。少し着ただけの場合でも、汚れを払った後に汗やニオイがついたままにならないよう、風通しの良い所に陰干ししてから収納する必要があります。

しかし、汗をかいている場合には着用時間に限らずに、乾燥させただけでしまってしまうと汗ジミが出来る可能性がありますから、クリーニングは行ったほうが良いです。着物のたたみ方もきちんとしておかないと、次に着るときに変なシワが出来てしまうため気を付けるべき点です。また、そのまま収納するのではなく、たとう紙という通気性の良い紙に包んでしまうようにします。収納も和服をしまうための作りになっているタンスがあればよいですが、プラスチックのケースにしまう方法しかない場合には、湿気対策を万全にするために防湿剤を用いましょう。さらに、虫を寄せ付けない防虫剤も必要で、タンスに収納する場合もタンスの材料が桐でない場合には、虫がつきやすいので防虫剤を入れて保管しなければなりません。しばらく着ない時には、時々取り出して陰干しすると傷みが進んでしまう心配が無くなります。